[OSM-ja] 国土数値情報の鉄道データについて (was: Re: 国土数値情報(行政区域データ)のインポートについて)

tatata tatata tatata7 @ gmail.com
2008年 5月 19日 (月) 17:06:47 BST


2008/5/19 ikiya <insidekiwi555 @ yahoo.co.jp>:
> 1.国土数値情報での鉄道の軌道の定義は?

鉄道データの鉄道中心線とは、たぶん施設或いは敷地の中心線ということなのだろう
と思います。

せっかくなので、私が書いた「一部の例外を除いて線路毎にはなっていません」の例外
について私が知っている事例を2つ挙げてみます。

1. 元々単線として建設された路線が複線化される際に、既存の線路の直ぐ脇に新しい
線路を敷けなかったケース。JR東日本・外房線の御宿・勝浦間 [1] 。恐らくこれは、少し
離れたでないとトンネルを掘れなかったのだと思います。

2. 元々複線として建設されている路線であるが、2つの線路が別のルートを通っている
ケース。東京地下鉄・千代田線の町屋・北千住間 [2] 。WPの西日暮里駅の記事 [3] に
「北千住〜湯島間で上下に単線の線路を設ける事で幅が狭い道路下に地下鉄を通している」
と書かれているので、2つの線路を敷くスペースを確保できなかったことによるもののようです。


> 2.国土数値情報での駅のポイントの定義は?

鉄道データに含まれる駅の情報は「点データ」ではなく2つ以上の点から成る「線データ」なので、
1つを選んで駅のnode (railway=station) にしなければなりません。 [4]

どんな感じかは、shapeに変換してSuperMap Viewer [5] で見ると分かりやすいと思います。
(因みに、このViewerを使って行政区域データを見れば、飛び地の市区町村名を確認すること
ができます。)

実際のスクリプトでは、線データを構成するノードの数が2個の場合は最初のノード、3個の場合
と4個の場合は2番目のノード、5個の場合と6個の場合は3番目のノード(これ以降も同様)となる
ようにしてあります。


>>10〜20mログがずれている(流れている)
> 山間部の谷間を車でGPSログとるとこうなる場合があります。
> 私は衛星受信の問題だと思っています。

谷地形は難しいみたいですね。「GPS ガーミン ズレ 誤差」で検索したら、高尾山での
状況が書かれた2chのスレッドが見つかりました。 [6]


[1] http://www.openstreetmap.org/?lat=35.1701&lon=140.3311&zoom=14&layers=B0FT
[2] http://www.openstreetmap.org/?lat=35.74568&lon=139.79137&zoom=15&layers=B0FT
[3] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%97%A5%E6%9A%AE%E9%87%8C%E9%A7%85#.E6.9D.B1.E4.BA.AC.E5.9C.B0.E4.B8.8B.E9.89.84
[4] http://wiki.openstreetmap.org/index.php/Import/Catalogue/Japan_KSJ2_Import/Railway#Notes
[5] http://wiki.openstreetmap.org/index.php/Import/Catalogue/Japan_KSJ2_Import#Links
[6] http://love6.2ch.net/test/read.cgi/out/1206445608/368n-


-- Tatata




Talk-ja メーリングリストの案内