[OSM-ja] ODbLライセンスユースケース翻訳のお知らせ

Yoichi SEINO say.no00 @ gmail.com
2012年 12月 25日 (火) 02:48:47 GMT


清野です。
早速読ませていただきました。
大変な作業だったと思います。ありがとうございます。

さて、読んでいて少し気になったところが幾つかありましたので、コメントさせて頂きます。
もし間違っていたらご指摘下さい。

書き換えてしまっても良かったのですが、一応こちらに投稿させていただきました。
本来ならWiki当該ページのDiscussionのページで議論すべきなのかもしれませんが、
こちらのほうが訳者も皆さんも見ているかと思いましたので。
必要なら下記の議論を転載しておきます。

1. 序章・第4パラグラフ
「ただし、OSMを利用した派生データベースは、誰からの要求に対しても無償で利用可能にすることが求められます。」
の部分の『無償』の部分は原文を見ると
「but any derivative database from OSM must be available to anyone who
asks, for free.」
となっています。
原文のその前の一文で、「無償」という表現をする場合には
「do not have to pay for your use of OSM data」
とか
「free to charge」
という表現になっておりますので、この部分の「free」は『自由』ではないかと思います。
そうでないと、このパラグラフの内容が矛盾してしまうと思います。

こちらのブログエントリーでも書かせていただきましたが、
http://d.hatena.ne.jp/Say-no/20121220/1355934209
英語の場合は「無料」も「自由」も「Free」という単語になってしまうので致し方ない
(なので、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2#.E8.87.AA.E7.94.B1.E3.81.AA.E3.82.BD.E3.83.95.E3.83.88.E3.82.A6.E3.82.A7.E3.82.A2.E3.81.A8.E3.80.81.E7.84.A1.E5.84.9F.E3.81.AE.E3.82.BD.E3.83.95.E3.83.88.E3.82.A6.E3.82.A7.E3.82.A2
ここでも書かれているように、「free as in "free beer"」と「free as in "free
speech"」の例がよく示されるわけですが…)
ようなのですが、
日本の場合はきちんと「無料」と「自由」を単語で区別できますので、
それはきちんと使い分けるべきだと思います。
まだまだ日本人の中にはこの部分がごっちゃになっている人が多いので。

2. ケース4「ライセンス要件:」の部分
ここも1.と同じく、「例えば、派生データベースを無償で入手可能とするライセンス要件などです。」の部分の「無償」は「自由」のような気がします。

とりあえず気になったのは以上です。

よろしくお願い致します。


2012年12月24日 22:12 KazumiK <kazu3k @ osmf.jp>:
> 木田です。
>
> ODbLライセンスユースケースの日本語翻訳を実施いたしました。
> OSMデータを用いたサービスをお考えの際、ODbLに準拠するために
> どのようなことをすればよいかが簡潔に記述されております。
>
> 下記のリンクをご覧ください。
> http://wiki.openstreetmap.org/wiki/JA:License/Use_Cases
>
> 翻訳内容が分かりにくい等あるかと思いますので、
> ぜひ改訳にご協力いただけますと幸いです。
>
> _______________________________________________
> Talk-ja mailing list
> Talk-ja @ openstreetmap.org
> http://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja


Talk-ja メーリングリストの案内