[OSM-ja] 国土数値情報のインポート条件整備

Satoshi IIDA nyampire @ gmail.com
2012年 11月 17日 (土) 13:16:28 GMT


いいだです。

ちょっと間が開いてしまいましたが、
インポートに関するスタンスの変更をうけ、
国土数値情報のインポートについて、いちど整理したいと思います。

こんなかんじかな?というたたき台を作ってみましたので、
ご意見いただけると嬉しいです。
国内でOKがとれたら Imports MLで報告をして、
みんなが安心してデータ利用できるようにしたいです。

■国土数値情報の元データ
変更なし
http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/gml_datalist.html

■インポート用データの変換スクリプト
既に開発されているスクリプトがある場合、継続して利用可能。
なお、元データがShpであれば、以下のスクリプトも使えます。
変換ルールを pythonで記述する必要がありますが、非常に強力なツールです。
https://github.com/pnorman/ogr2osm

■利用するタグ
・タグ基本セット
    source = KSJ2/NO3   [注: NO*の部分にはデータごとの識別子を記入]
    source_ref =
http://wiki.openstreetmap.org/wiki/Import/Catalogue/Japan_KSJ2_Import
[注: 決め打ち]
    note:ja = 国土数値情報(行政区画)平成24年 国土交通省  [注: ( )の中にデータ名称を記入。利用した年度も都度変更]
・データセットごとの追加タグ
データセットごとに、MLで議論。
結果をWikiページに書き込んでまとめ。

■従来との変更点
・インポート対象データがWay、あるいはAreaの場合、Nodeへのタグづけは行わない
→従来はWey、あるいはAreaを構成する全てのNodeに対して、
 sourceタグや緯度経度を含む、全ての情報を記載していました。
 今回、データの利用条件として「Wikiページを作成する」などの条件付けが明確になったことを踏まえ、
 ウェイ・エリアを構成するノードへのタグ付けは行わないようにしたいです。

・インポート用アカウントの作成
→先日Data Working GroupのPaulさんからも投稿がありましたが、データインポートの条件が変更になり、
 インポート専用アカウントが必須になりました。
 (OSM Wikiでも、従来は「専用アカウントの作成を考慮してください」だった記載が、
 「専用アカウントを作成してください」に変更されています)
 ついては、インポート作業を実施する際は、通常のアカウントとは別に
インポート専用アカウントを作成して、そのアカウント経由でアップロードを行うようにします。
 アカウント名はなんでもよいみたいで、例えば僕(nyampire)ならば
"nyampire_import"などを別に作成することで条件を満たせるようです。

■インポート対象にするデータ
まずはライセンス移行で消滅してしまったデータについて復旧させたいです。
具体的にはこのあたりです。
 ・行政区画
 ・一部の鉄道
 ・一部の湖沼
また、バス路線は非常によいデータなので、これもインポートできたらなぁ、と思っています。
(既に投入されているデータとの重複チェックが必須になりますね)

■imports MLへの報告
日本国内の方針が固まった時点で、imports MLへ報告をする予定です。

ご意見をお待ちしています。


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Satoshi IIDA
mail: nyampire @ gmail.com
twitter: @nyampire



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