[OSM-ja] OSMタイル配信サーバ開発の実施状況共有(WAS: (開発者募集)OSMタイル配信サーバの開発)

Syuukou Akama syuukou0 @ gmail.com
2013年 4月 20日 (土) 13:38:21 UTC


三浦様

ありがとうございます。
分からない事など質問させて頂きます。

今後ともよろしくお願いいたします。

iPhoneから送信

H.25/04/20 21:55、"Hiroshi Miura(@osmf)" <miurahr @ osmf.jp> のメッセージ:

> 三浦です。
> 
> OSMタイル配信サーバの開発状況について共有します。
> 説明しきれていないことも多数有ると思うので、
> 質問くださいませ。
> 
> 
> 開発参加情報
> ===========
> 
> 1.開発環境前提
> 
>  Ubuntu Linux 12.04(LTS) 64bit環境です。
> 
> 2. ソースコード、依存ライブラリ、パッケージ等の入手
> 
> タイルキャッシュサーバおよびタイル画像レンダリングサーバ コード
> 
> https://github.com/osmfj/tilecache
> 
> 依存ライブラリ、パッケージ等
> 
> https://launchpad.net/~miurahr/+archive/openstreetmap
> 
> 3. 課題管理
> 
> https://github.com/osmfj/tilecache/issues?state=open
> 
> 4.リアルタイム・時間差での議論
>  
> Lingrを用いて公開議論しています。
> http://lingr.com/signup?letmein=osmfj_devel
> 
> 開発で更新があったときは、こちらに通知が出るので、
> 便利です。
> 
> マイルストーンについて
> ===============
> 
> 本開発のマイルストーンについては、課題管理システム上に記録されています。
> 
>  https://github.com/osmfj/tilecache/issues/milestones
> 
> Ver 0.8 タイルキャッシュ機能の実現
> Ver 0.9 タイル置き換え機能の実現
> Ver 1.0 独自タイル配信機能の実現
> 
> 
> 進捗状況について
> =============
> 
> Ver0.8のパラメータ・チューニング法の確立とドキュメントができていませんが機能は実現されています。
> Ver0.9の目標は実現されました。
> Ver1.0の目標では、タイルのexpire法と独自スタイル設定方法の確立がされていません。
> 
> 
> 1.タイルキャッシュサーバの実現
> 
>  *.tile.openstreetmap.org での配信は、実はグローバルに分散されて
>  配信されています。
> 
>  この一員に参加できるようなタイルキャッシュサーバについて実現しています。
> 
>  a.tile.openstreetmap.jp/{z}/{x}/{y}.png にアクセスすると、本機能により
>  タイル配信されます。
> 
>  キャッシュサーバのリソースは、GMOグループから提供されているVPSサーバを
>  利用させていただいています。
> 
> 2. 独自タイルの置き換え機能の実現
> 
>  一部のタイルについて、サーバ上に配置した静的なpngファイルに置き換えることができるように
>  なります。システム要件で、特定の地域の地図について、OSMのタイル画像を使用したくないケースで
>  有効です。
> 
>  地方自治体や中央省庁等の利用する地理情報システムでは、
>  竹島、北方四島、国境線、県境等について、国や自治体が定める表記になっていないと
>  問題があるかもしれません。
>  とはいえ、独自にレンダリングサーバを設置する必要のない場合も有るでしょう。
>  (商用利用の場合は、レンダリングサーバを設置することを推奨します)
>  その場合に、センシティブなタイルについてのみ、置き換えられるような仕組みを提供します。
>  本プロジェクトでは、サンプルタイルとして竹島周辺のタイルを同梱し、動作確認できるように
>  しています。
> 
> この機能は、(1)のキャッシュに優先して働き、置き換えのない場合は(1)のキャッシュサーバとして
>  動作します。
> 
>  http://www.osm.jp/ の地図は、(1)(2)の機能で実現しています。
>  
> 3. タイルレンダリング機能の実現
> 
>  OpenStreetMap.orgの地図は、 apache httpサーバに mod_tileというエンジン+Tirexで
>  実現されています。
>  今回、nginxに LUA言語によるスクリプト+Tirexで同様の機能を実現しています。
> 
>  現在、海岸線だけのzoom 4までのサンプルデータを元に、
>  http://j.openstreetmap.jp/{z}/{x}/{y}.png でアクセスすると、
>  本機能でのレンダリングが確認できるところまで進んでいます。
> 
>  例えば、 http://j.openstreetmap.jp/0/0/0.png
> 
> 4.ドキュメント
> 
>  利用者向けのドキュメントは、
> 
>  https://github.com/osmfj/tilecache/wiki
> 
>  に整備していきたいと考えていますが、現在は未整備です。
>  貢献者を募集します。
> 
> インストール方法などREAME やINSTALL ファイル や
> https://github.com/osmfj/tilecache/tree/master/doc
> 同梱のドキュメントに記載しています。
> 
>  一部、開発に追随できていないものも有るかもしれません。
>   日本語しか無いもの、英語しか無いものもあります。英訳和訳の翻訳者歓迎。
> 
>   タイルキャッシュサーバの説明
> 
>    https://github.com/osmfj/tilecache/blob/master/doc /howto_make_tilecache_server.md
> 
>   静的タイル置き換えの説明
> 
>    https://github.com/osmfj/tilecache/blob/master/doc /statictile.ja.txt
> 
> 
>   開発者向けのノート
> 
>    https://github.com/osmfj/tilecache/blob/master/doc /DEVELOPMENT.ja.md
> 
> 5.独自スタイル
> 
>  スタイルの開発は未着手です。一部、アイコンの整備やスタイルの検討が
>  されていますが、本開発との統合はまだです。
>  開発参加者を募集しています。
> 
>  スタイル開発のベースとして、github.comにリポジトリをジュンビシました。
> 
> 
>   https://github.com/osmfj/mapnik-stylesheets
> 
>  これは、現在は OpenStreetMap.orgのリポジトリのコピーになっています。
> 
> 以上
> 
> 三浦
> 
> 
> 
> 
> 
> 
> _______________________________________________
> Talk-ja mailing list
> Talk-ja @ openstreetmap.org
> http://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja



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