[OSM-ja] 郵便番号マップ

Toshikazu SETO tosseto @ gmail.com
2013年 10月 28日 (月) 03:34:32 UTC


瀬戸です。

・郵便番号データは、嘉山さんご指摘の通りライセンス的には
現状一番緩いものという理解を私も持っています。ただしポイントデータになりますね。

・位置参照情報は、ikiyaさんの説明の通り
国土交通省 国土政策局 国土情報課ということで、国土数値情報と
ほぼ同じ運用規定ですね。こちらもポイントデータ的な扱いですね。

国土数値情報関係の境界線データと言う意味では、
・小学校区
http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-A27.html
もありますが、但し書きに書かれているように精度上はあまり良くありません。

そして、

>全国をフルカバーするの町丁字ポリゴンとのジオコーディングを検 >討するなら、総務省が公開している国勢調査統計にある
>http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/toukeiChiri.do?method=init<http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/toukeiChiri.do?method=init>
>国勢調査(小地域)データに含まれる小地域 境界データが候補にあげてはどうかと思います。
>シェイプファイルなどGISデータの形式で提供されています。
>http://e-stat.go.jp/SG2/eStatFlex/help/help.html?hid=72<http://e-stat.go.jp/SG2/eStatFlex/help/help.html?hid=72>
>ただ、これはあくまでも統計調査用の境界データであり実際の住所境界とは合わない場合があります。
>また二次利用、OSMでの利用には確認が必要になります。
実際、境界線データという意味では最も有用ではないかと私も考えています。
が、一方で正直ライセンス規定が正直明確ではなく、sinfonicaで販売(別会社の商用利用も
sinfonicaから権利を買っている?詳細は不明)されています。

基の作成元は総務省ということなので、OpenData戦略の一環で今後、CC-BY相当などの
ライセンス形態で提供される可能性、ということも考えられますが
境界線データは容易に計測・知識として入れることが困難な要素でもあるので
OpenData化を希望するデータとして常に声を上げておくというのも
大事なのかもしれません。






2013年10月27日 11:13 Hiroshi Miura(@osmf) <miurahr @ osmf.jp>:

>  三浦です。
>
> 郵便番号マップをOSMデータとして、実現するには2つのチャレンジが
> 有ることが分かりました。
>
> 1. 全国をフルカバー(できれば)する、町丁字ポリゴンを作成する
>
> (1)これには、総務省が公開している情報がつかえる可能性アリ。
> オープンガバメント、OpenDataのトレンドの今がチャンス!
> やるなら今でしょ!って感じで。
>
> (2)もちろん、フィールドワークで行うのもありですね。
>
> ただ、境界だけを調べるのは、大変そうです。
>
> やりかたとしては、住居番号の入力、が主となって、
> 沢山溜まってくれば、簡単に境界ポリゴンが作れる、、、
> という考え方でしょうか。
>
> ひと通りだけではないのが、OSMなので、(1)(2)の
> 両方でも良いかもしれませんね。
>
>
> 2. 郵便局の公開している郵便番号データの活用
>
> これは、権利関係が明確になっているので、1が出来れば、2も出来そう。
> ただし、データ処理について工夫が必要。技術系の出番ですね。
>
> データ処理は、スクリプト言語の出番でしょう!
>
>
>
> On 2013年10月27日 03:17, ikiya wrote:
>
>
> 全国をフルカバーするの町丁字ポリゴンとのジオコーディングを検討するなら、総務省が公開している国勢調査統計にある
> http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/toukeiChiri.do?method=init
> 国勢調査(小地域)データに含まれる小地域 境界データが候補にあげてはどうかと思います。
> シェイプファイルなどGISデータの形式で提供されています。
> http://e-stat.go.jp/SG2/eStatFlex/help/help.html?hid=72
>
> ただ、これはあくまでも統計調査用の境界データであり実際の住所境界とは合わない場合があります。
> また二次利用、OSMでの利用には確認が必要になります。
>
> ただ小地域境界データはよく使われているのを見かけますし、住所の不整合はありますが基礎データ(ポリゴン)として使用する
> 分には十分使用レベルだと思います。
> すでに商用利用もされているデータと思うので、加工利用での公開は今後承認されるのではと漠然と考えていました。
>
>
> 住所の不整合については、マッパーの出番とおもいます。
> 境界の調整は、外にでての測量・調査結果を元に、修正するのが
> OSM流ですよね!
>
>
> 三浦
>
>
>
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> Talk-ja mailing list
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Toshikazu SETO, Ph.D.
Center for Spatial Information Science
University of Tokyo
e-mail: tosseto @ csis.u-tokyo.ac.jp <tos @ lt.ritsumei.ac.jp> /
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URL: http://i.csis.u-tokyo.ac.jp/

瀬戸寿一 東京大学空間情報科学研究センター・特任助教
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