[OSM-ja] ローソンデータインポート、マージ手順案(was Re: 全国ローソンデータのテストインポートについて)

Satoshi IIDA nyampire @ gmail.com
2013年 9月 12日 (木) 01:08:28 UTC


いいだです。

ローソンのインポートデータですが、マージの手順書を作ってみました。
特に方針部分、違和感を感じる方が多いと思いますので、ぜひぜひご意見をください。

https://docs.google.com/document/d/1hsk4oBwnbtXSoQdqbwWkCsD5m4IYNgAEGr6J7HvMwCA/edit#

■問題になるところ
■1. 既存データがNodeで、ローソンデータがNodeの場合の位置情報
位置情報はローソン側のデータを採用したいと思っています。
「おいおい、調査で置いた情報が優先だろ?」というかた、たくさんいらっしゃると思います。

ただ、ローソンさんのデータですが、実はかなり私達の調査方法に近い手法で、
さらに細かい精度をだせるやり方でノードを置いています。
(詳しく話せなくてごめんなさい。もどかしいです)
これは、緯度経度による絶対精度のお話です。

もちろんOSM側はみなさん(特に都市部では)とても気を使って
周辺の建物の位置などと調整されていると思います。
OSMの建物は、常にずれている可能性があることを想起ください。
これは、周辺の地物との調和、つまり、相対的な精度のお話です。

どちらを優先しましょう?というお話で、
いったん絶対精度に合わせませんか?という提案です。

ちなみにそもそもマージ用に検索を行う場合、
「重複している可能性あり」と判定するのは15mくらいの半径でヒットさせようと思っています。
つまり、最大で30mくらいのNode移動になる可能性があります。
# 基盤地図25000を使っているくらいの感覚でしょうか。

なお、既存のノードの編集履歴は保存するようにマージします。

■2. 既存データでAreaとして書いてあるコンビニ
コンビニの情報をローソンデータのNodeに集約した上で、
リレーションにまとめたいと思っています。

「OSM Wikiによれば、Areaとして描くことも許されているのでは?」というかた、たくさんいらっしゃると思います。
はい、そのとおりです :)

ただ、この方法で描く方法の利点は2つあります。

2-1. コンビニの廃業を考える
コンビニが撤退することなどを考えると、
コンビニの敷地をlanduse=retailとして表現し、別途コンビニのNodeを置くほうが
表現としてスッキリすると思っています。
あくまでコンビニは、かなり一時的な店舗施設であり、その土地を持ち続けるわけではありません。
(では同様の描き方を学校などにも行うの?という意見、あると思います。それは別の議論として、ここでは開店閉店のサイクルが早いコンビニに焦点を絞らせてください)

2-2. データとして扱う際の取り回しやすさ
コンビニの店舗情報をNode側に持たせるか、
それともRelation側に持たせるか、悩ましいところです。
ただし、Node側に持たせることで、データを使う側として考えた時に扱いがしやすい、というメリットが有ります。
主にデータ利用者からして、「リレーションのことを考えなくて済む」「中心点を算出しやすい」というメリットが生まれます。

また、type=siteリレーションは、広く利用されているとはいえ
情報の定義に不確定さを持っており、利用するにはちょっとはばかられます。
(role定義がまともに決まっていない)


当然、テストをする段階で、悩む場面はさらに出てくるとは思います。
ひとまずのたたき台として、どうでしょう?


-- 
Satoshi IIDA
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