[OSM-ja] 位置参照情報の利用(大字・小字名の入力)

ikiya insidekiwi555 @ yahoo.co.jp
2014年 4月 15日 (火) 10:24:22 UTC


hayashiさん、IIDAさん、とりまとめ、コメントありがとうございます。助かります。
いろいろ話し合いできればよいと思っています。

どこから話そうか悩ましいですが、

その1 使用タグの確認

大字・町 place = quarter
字・小字・丁目 place=neighbourhood

として作業できればと考えます。


その2 基盤地図情報(2500レベル)と位置参照情報(大字・町丁目)の地名データ比較
(hayashi指摘の精度比較からはずれますが・・)

◆基盤地図情報(2500レベル)に含まれる地名データ
>>>データは都市計画区域(国土の3割弱)がメイン、かつデータ内容(収録量)が均一でないケース有り。
◆位置参照情報(大字・町丁目)
>>>データは全国、国土全域を網羅。

基盤地図情報(2500レベル)の公開エリアは、
地方自治体の都市計画基本図が元データとなっているのが
ほとんどのケースかと思います。(現時点では)
http://www.gsi.go.jp/kiban/towa.html
つまり基盤地図情報(2500レベル)がカバーしている範囲は
都市計画区域(国土の3割弱の面積、人口の9割が住む)がメインとなります。

都市部ではほとんど地域が都市計画区域となるので基盤地図情報(2500レベル)が
市内全域をフルカバーしてくれます。
一方地方では、同一市内で都市計画区域と区域外が存在して
基盤地図情報がカバーする範囲も狭くなります。

基盤地図情報(2500レベル)公開範囲
http://portal.cyberjapan.jp/site/mapuse4/?lat=35.999887&lon=138.75&z=5&did=std&lkey1=fgd&lopa1=1&lkey2=fgd1&lopa2=1#lat=35.99989&lon=138.75&z=5&did=std&lkey1=fgd&lopa1=1&lkey2=fgd1&lopa2=1&zoom=7&layers=BTTTTT

また、基盤地図情報2500レベルに含まれる主なデータ項目には以下のような感じです。

この中で地名が参照できるのは・行政区画のポリゴンと・町字の代表点の2種類です。
でも公開されている市町村によってこの2つのデータ収録量がまちまちで地名がほとんど入っていない市もあります。


・行政区画     >福島市地名数 135(ポリゴンに地名情報)
・行政区画界線
・行政区画代表点
・建築物
・道路縁
・水域
・水涯線
・水部構造物線
・水部構造物面
・建物の外周線
・町字界線
・町字の代表点 >福島市地名数 154(ノードに地名情報)
・標高点
・軌道の中心線
・道路構成線

一方、全国を網羅している位置参照情報(大字・町丁目)は都市計画区域にこだわることなく
地名を参照することができます。

基盤地図情報(2500レベル)だと福島市で150の地名が参照できますが、
福島市の位置参照情報(大字・町丁目)では700の地名が参照できます。

"地名を参照する"にあたっては位置精度、鮮度と収録範囲を眺めながら基盤地図情報(2500レベル)と
位置参照情報(大字・町丁目)を使い分けるようになるかと考えます。

>hayashiさんへ
よろしければISJのwikiにインポート関係の内容を提案(提案中)として追記していただいてもかまいません。
https://wiki.openstreetmap.org/wiki/JA:MLIT_ISJ

以上、また長くてすみません。
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