<html><head></head><body>読まなくっちゃリストでとまっていました、。やれることは、たくさんありますね。やりたい人、資金提供で協力する人、纏めて、活動しやすくするエ夫を痛感します。<br>
<br>
三浦<br><br><div class="gmail_quote">On 2014年4月7日 16:15:41 JST, Satoshi IIDA <nyampire@gmail.com> wrote:<blockquote class="gmail_quote" style="margin: 0pt 0pt 0pt 0.8ex; border-left: 1px solid rgb(204, 204, 204); padding-left: 1ex;">
<div dir="ltr"><div><br />いいだです。<br /><br />いまさらながらですが、流し読みじゃなくて、ちゃんと読みました(^^;<br /><br />
<a href="http://americanredcross.github.io/OSM-Assessment/" target="_blank">http://americanredcross.github.io/OSM-Assessment/</a><br /><br />実際、データをそのまま使うには精度不足、という意見がありますが、<br />逆にそれは、OSMのせいではない場面も多い、という風にも書かれています。<br /><br />例えば、<br />
 ・提供された衛星写真の解像度が悪く、状況が読み取りづらい<br /> ・屋根が壊れてないので、写真からはノーダメージ、と判断されたけど、実は内部構造が破壊されている<br />みたいな部分は、ある程度どうしようもないですよね、など。<br /><br />ただ、今後の提言の部分は僕も的確だと思ったので、ざっくり紹介するとこんなかんじかな、と思います。<br /><br />1. 災害発生前に、建物と道路データを作っておく<br />レポートにはありませんが、「災害が起きてから描いても、対応への初動でそのデータを使うのは難しい」とはよく言われることかと思います。<br />
<br />また、災害発生した後に完全に建物が流されたり、破壊されてしまった場合、<br />そこには住んでいた人がいるはずですが、<br />災害発生後のデータだけを見ると「建物がない=誰もいない」になってしまいます。<br /><br />地域と行政、その他さまざまな組織が協同するなどして、事前にデータを作っておくことが大切ではないか、とされています。<br /><br />2. データ収集ツールの改善<br />現地調査に入った人が、その場でOSMに調査結果を入れれば、<br />
「紙で調査したデータを集計して、さらにそれをOSMやGISに入れて。。。」という時間が短縮できますし、調査集計時のミスも減ります。<br />調査用のモバイルアプリをOpen Sourceで作ることが提案されています。<br /><br />3. OSMタグスキーマの改善<br />「一部損壊」「全壊」などの定義を、一般的に災害対応で使われる定義とすりあわせて事前に作っておくとよいかも。<br /></div>(今回は、building:damage=* みたいなタグ定義でやっていました)<br />
<div><br />4. 作成したデータの妥当性検証チェックプロセス改善<br />5. 作業前に読む、解説マニュアルの充実<br />初心者でも参加することができる体制のため、そのフォローアップは必要ではないだろうか。<br /><br />6. 災害発生前後の衛星写真を見比べながら作業できるようにするのはどうだろうか<br />7. 衛星写真をタイムリーに、必要な場所へ提供してもらうにはどうしたらよいか<br />報道があった場所を中心に労力が注がれる傾向はある。<br />
報道されないが衛星写真が必要な場所、などの情報を得、<br />そこに素早く写真を提供できるようにするために、HOTや衛星写真プロバイダは現地とのつながりを保っておく必要がある。<br /><br />より詳しくは、原文を参照ください。<br /><br />先日はGFDRRから "Open Data for Resilience Initiative: Field Guide" も出ましたし、<br />ギニアで行われているエボラ熱のHOT対応も現在、非常に活発に行われています。<br />
東日本大震災の時に助けられた恩義は、世界に返したいな、と思う次第です。<br /><br /><a href="https://www.gfdrr.org/ODRIFG">https://www.gfdrr.org/ODRIFG</a><br /><br /><br /></div></div><div class="gmail_extra"><br /><br /><div class="gmail_quote">2014年2月16日 1:27 Shu Higashi <span dir="ltr"><<a href="mailto:higa432@gmail.com" target="_blank">higa432@gmail.com</a>></span>:<br />
<blockquote class="gmail_quote" style="margin:0 0 0 .8ex;border-left:1px #ccc solid;padding-left:1ex">東です。<br />
<br />
昨年フィリピンを襲った超大型台風(Haiyan/Yolanda)で<br />
HOTの支援活動が行われましたが<br />
アメリカの赤十字社よりレビューが出ています。<br />
<a href="http://americanredcross.github.io/OSM-Assessment/" target="_blank">http://americanredcross.github.io/OSM-Assessment/</a><br />
<br />
この時は地物のマッピングとともに、建造物の被害状況を<br />
3~4段階で衛星画像から読み取ってタグ付けする<br />
ということが行われましたが<br />
結論からいえば被害状況の把握や復興計画の判断材料にするには<br />
精度不足であったとのこと。<br />
<br />
辛口ではありますが、<br />
タグ付けスキーマの改善や画像判読のガイダンス作成など<br />
今後に向けての提言もあり、<br />
個人的には的確なレビューだと感じました。<br />
<br />
被災状況のマッピングは難しいところがありますが<br />
この時のマッピングでフィリピンの地図がかなり充実した点は<br />
副次的ではありますが大きな成果だったのではないかと思います。<br />
元々、特に地方政府は紙地図しか持っていないことも多く<br />
OSMは現地ではオフィシャルに使われていることが多いという<br />
話をフィリピンの人に聞きました。<br />
<br />
ご参考まで。<br />
<br />
_______________________________________________<br />
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</blockquote></div><br /><br clear="all" /></div></blockquote></div><br>
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