[OSM-ja] Tertiary な道路、 unclassified な道

show_ichi @ lucky.odn.ne.jp show_ichi @ lucky.odn.ne.jp
2008年 6月 9日 (月) 15:47:31 BST


はじめまして、今のところ徳島をメインに編集している Show-ichi です。

ゴールデンウィークから活動開始した新参者ですが、議論のネタにとりあえず今私が採用している
編集方針をさらしておきます。

 trunk: 国道専用。
 primary: 県道専用。ただし、車線区分がなく離合困難な箇所を含み(信号で管理されている場合
を除く)近傍に2車線以上の迂回路がある区間は unclassified。
 secondary: 3車線以上の道路(およびその終端部から国道・県道と連絡する2車線路)。(主観
的ですが)国道・県道を補完する道路(道路案内標識等で指示されている、域外者の利用が想定され
ている道路)。
 tertiary: 上記以外の2車線道路。
 unclassified: residential, service 以外の車線のない道路。
 residential: 基本的にJapan tagging の定義に準拠するが、居住地域の範囲における行き止まり
ではない車線のない道路のunclassified との区別は判断が難しく客観性が低い。

最初は、trunk:国道、primary:県道、secondary:3車線以上、tertiary:2車線、unclassified:車
線なし、と即物的に考えていたんですが(なんせ全てが客観的に決まる)、primary から平野部の
いわゆる「険道」を除き、通り抜け用途に適した一部の2車線道路を tertiary から secondary へ
移した格好になっています。
あと、国道・県道の重用区間を全て name や ref だけで表すのは、4つも5つも重なると不便極ま
りないので、Relations:Route を活用しています(JOSM で way を split すると、片方から
Relation 指定が一掃されてしまうのがきわめて不便で、Relations を扱いにくいものにしています
が)。

柴田(あ)さんの案については、とりあえず一点だけ。

secondary の基準としてバス路線を流用するのは、あまりよい基準とは思いません。secondary は
基本的に端から端へ通り抜ける用途にも活用される道路と考えます。全国的に見れば、基本的に乗
降する沿線住人の便宜を満たすように策定されたバス路線とはうまく適合しない区間も多いのでは
ないでしょうか。少なくとも四国では、直線的で複数車線の新道が完成していても、バスが離合も
困難な狭い旧道を走っている光景はめずらしくないように思います。

#余談ですが、Japan tagging について
#secondary の英文と和文が同期していません。
#places については、「丁目に分かれる町」と丁目に分かれていない「単独の町」、「丁目」の包
含関係(「丁目」と「単独の町」は番地(街区)の起番単位という点で同等)や、「大字」は「字
(小字)」を包含する点などについて違和感が。

-- Show-ichi --




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