[OSM-ja] ライセンスの変更 2
ISHIKAWA Sachihiro
sachihiro @ gmail.com
2009年 12月 20日 (日) 18:07:47 GMT
石川といいます。
どこに続けようか迷ったので、いちばんはしっこにしました。。
# いろいろな方の発言を引用させていただきました。。
一応ソフトウェア業界の隅っこで生きているものなのでライセンスも
少しは勉強しているのですが、なかなか難しいです。何が許されて
何が許されないのか。そのライセンスの主張するポイント。
自分が直接かかわった部分についてはPDSでもいいや、それがだめ
なら、改訂BSDかな、くらいに普段は考えているのですが、
nazotokoさん wrote:
> 注意するべきは、この他人にはパブリックドメイン宣言じゃない人も
> 制限されないので、彼らが編集するとたちまちパブリックドメインじゃなく
> なります。
を読むと、放棄するということはそういうことなんだよなぁと改めて思います。
まともな他人さんならまぁいいかとも思いますが、ヘンな他人さんだと
ちょっといや、とか。まぁわがままなんですが。
としさん wrote:
> > ODbL って、日本語訳はありましたでしょうか。。。
> http://www.opendatacommons.org/licenses/odbl/1.0/ を読もうとすると大変で、
> http://www.opendatacommons.org/licenses/odbl/summary/ だと、英語が
> 不慣れでも、ある程度分かりますね。
OSG-JPというところが、いろいろなライセンスの日本語訳サンプルを
提供しています。
http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/licenses
でも、ODbLはないですねぇ。ODbLのベースになっている(?) EU Database License(?) に
似た名前の EU DataGrid Software License というのはありますが。
としさんが紹介しているサマリも、やっぱり辞書片手に、もしくはブラウザの隣のタブで
WEBの辞書引きながらがんばらないと読めないですし。
#知ってる単語ばかりでも知ってる単語を知らない使い方されると、途端にわかんなく
#なっちゃいます。。。
Tatataさん wrote:
> 将来このライセンスがどのように変更されるか分からないと言っても、ライセンスの
> 性格が大きく変わるような変更を "similar in spirit to this License"
> とは言わないでしょうから、私はこれを書かれている通りに受け取ろうと思います。
人の考え方なんていろいろですから。ライセンスのバージョンアップは、
ちょっとした騒ぎになることもあります。
自分がOpenStreetMapを知ってgpxファイルをアップして地図書き始めた時は、
あまりライセンスのことは考えてなくて(PDSでいいや、なんて言ってる奴です
から)、CCのロゴを見て「ほーCreativeCommonsなんだ」くらいにしか思ってま
せんでした。なので、こうやってライセンスのことを考えないといけなくなると、
正直面倒だなぁとも思いますが、この数ヶ月間、ほぼ毎週garmin持ってあちこち
うろついて、データをアップしてほとんど真っ白だったところにway引きまくって
きたので、それが行き場をなくしてしまうのもいやだし、かといってそう声高に
権利主張するのも性に合わないし、何よりもODbLという新しいライセンスが
どういうものなのか分かっていないのでどうしても不安があります。
どこか日本語でこのライセンスについて議論しているところはないのかな。
# OSM-jaが最初だったり??
サマリをよく読んで、もう少し考えてみます。
いじょう。
2009/12/20 Tatata <tatata7 @ gmail.com>:
> ご無沙汰しております。Tatataです。
> このメールを開かなかったら危うく 3. になってしまうところでした...
>
> 私のアップロードしたgpxファイルはPDでも構わないのですが、2. を選択
> した場合に私のアカウントでインポートした国土数値情報のデータがOSMの
> データベース内やライセンス移行時の処理でどのように扱われるのか、よく
> 分からないので、私は 1. を選びます。
>
>
> ODbL1.0の「以降の版」条項? (later version clause?) は次の箇所に
> 書かれていました。
>
>> 4.0 Conditions of Use
>>> 4.4 Share alike.
>>>> a. Any Derivative Database that You Publicly Use must be only under the terms of:
>>>>> i. This License;
>>>>> ii. A later version of this License similar in spirit to this License; or
>>>>> iii. A compatible license.
>
> 難しいことはよく分かりませんが、現時点でライセンスに問題が無くても
> (問題が見えなくても)、将来不具合が見付かった場合にこの条項が無いと、
> 修正したライセンスへの同意手続きが必要になるなど、対応が厄介になるようです。
>
> 将来このライセンスがどのように変更されるか分からないと言っても、ライセンスの
> 性格が大きく変わるような変更を "similar in spirit to this License"
> とは言わないでしょうから、私はこれを書かれている通りに受け取ろうと思います。
>
> それにしても... ODbLなんて作らずにCreative Commonsの将来のバージョンで
> 何とかしてもらいたかったなぁなんて思ったりしています。まぁ、きっとできな
> かったからこうなっちゃったんでしょうけど。
>
> それと、ODbLをCC-BY-SAの互換ライセンスと見做すことはできないんですかねぇ。
>
>
> -- Tatata
>
>
>
> 2009年12月19日23:45 TANAKA Toshihisa <tosihisa @ netfort.gr.jp>:
>> としです。
>>
>>> ODbL って、日本語訳はありましたでしょうか。。。
>>
>> http://www.opendatacommons.org/licenses/odbl/1.0/ を読もうとすると大変で、
>>
>> http://www.opendatacommons.org/licenses/odbl/summary/ だと、英語が
>> 不慣れでも、ある程度分かりますね。
>>
>> で、ODbL で、もしどなたかご存知でしたら教えて頂けるとうれしいのですが、ODbL は、
>> GPL で言う所の遺伝性はあるのかご存知でしょうか? 例えば、
>>
>> 1) 商用地図ビューワソフトが、地図データに ODbL 版 OSM データを標準添付して販売するとした場合、
>> 商用地図ビューワソフトは、独自のライセンスで配布できるでしょうか?
>> 2) 商用地図ビューワソフトは、下記2種類のデータを重ね合わせ表示できるでしょうか?
>> →データは別々ですが、表示する時に重ね合わせ表示します。
>> a) 独自地図データ(ODbL に相反するライセンス)
>> b) ODbL 版地図データ
>>
>> 後、OSM が仮に ODbL を採用するとして、「ODbL 1.0」なのか、「ODbL 1.0 or later」なのか、
>> ご存知の方いますでしょうか。
>>
>> 個人的には「ODbL 1.0 or later」だと、将来 ODbL がどの様になるのかも分からないので、
>> ODbL への同意と言うよりも、OSM のライセンス選択そのものに同意は出来ないなぁと言うのが
>> 本音ではあります。
>>
>> まぁ、流石に「or later」じゃ無いだろう・・・とは思っているのですが。。。
>>
>> ではこれにて。
>>
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