[OSM-ja] ハンディ GPS “正しい”使い方の鉄則

山下 一郎 ichiro @ ca2.so-net.ne.jp
2010年 1月 7日 (木) 02:07:21 GMT


(10/01/07 8:50), Taro Kawahara wrote:
> ikiya さんは書きました:
>> 「GPSの“正しい”使い方の鉄則 」
>> 鉄則1 GPSの電源は現場で入れるな。山に入る前に入れよ!
>> 鉄則2 そのGPS特有のもち方がある。首からさげて移動するな!
>> 鉄則3 GPSでデータを取るときは、立ち止まって数秒まってから取れ!
>> 鉄則4 GPSは体からはなしたほうがよい!
> 
> 鉄則1は、そのとおりだと思いますが、鉄則2から4までの3つはいずれも間違
> いだと私は考えています。

私も、特に2,3は機種に依存すると思います。

> ちょっと趣旨を理解しようと、今、本を取り寄せている最中ですが、特に鉄則3
> は、わたしの経験からは、それをやると精度が逆に落ちてボロボロになります。
> もっとも精度が高いのは、直線状に一定速度に移動しつつ、停止せずにポイント
> を記録する方法です。理由は、GPSロガーのPLL同期にあります。

機種依存というかチップセットの設定ではないでしょうか?
少なくともGPSMAP60CSxの場合は、止まるとふらつきます。
SiRF Star IIIの設定については、以下に書かれています。
http://www.ne.jp/asahi/mac/masa/gps/index.html#a4
"Static Navigation"とか"Track Smoothing"が関係するようです。

> また、持ち方ですが、GPSロガーはなるべく低い位置にもったほうが、地面によ
> る反射波の影響が少なくなり、よい結果が得られるようです。頭上など、高い位
> 置に持つと精度が悪くなるようでしたが。

鉄則2は、「そのGPS」と書かれている通り、個々のGPSのアンテナに大きく依存
すると思います。
クアッドヘリックスアンテナ: 垂直になるように持つ
パッチアンテナ: 水平になるように持つ
がいいようです。
なので、GPSMAP60CSxなどは、首からさげても問題ないはずですが、パッチアン
テナの場合は、頭上で水平に持つのが最も感度がいいように思います。

それぞれのアンテナの特性の詳細は以下にあります。
http://www.sarantel.com/downloads/specifications/geohelix-smp_v4.pdf
http://pdf1.alldatasheet.com/datasheet-pdf/view/174838/TOKO/DAKC1575MS74T.html

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山下




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