[OSM-ja] 富田林市空間データ(クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本 ライセンス)の道路ライン、建物形状のインポートについて
浅野和仁
helicobacter_ysfh @ hera.eonet.ne.jp
2015年 7月 20日 (月) 15:31:04 UTC
飯田さま、ご意見ありがとうございます。
2015年7月20日 23:34 Satoshi IIDA <nyampire @ gmail.com>:
>
> いいだです。
>
> 素晴らしい取り組みですね。
> とても期待しています。
>
> また、予定されているデータなど、拝見しました。
> いくつか確認させていただきたいことあります。
>
> 細かくてすみません (^^;)
>
> ■道路と建物の作業順について
> 一度に両方を進めるのはたいへんで、
> 最初に道路、次に建物なのかな?と勝手に思っています。
>
> それであれば、例えば、Phase 1として道路、Phase 2で建物、のように
> フェーズを記載しておくと良いのかな、と思っています。
>
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★一般的にはそうだと思いますが、インポートする道路ラインと建物形状は、既に相互の位置関係は適正化されていますので、どちらが先になっても問題はないと思います。
★ただ、多くの方にご協力いただくということを前提とすれば、道路を優先するという考えは間違っていないと思います。
★よって、ご指摘の順番を原則として進めたいと思います。
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> ■既存の道路・建物データの扱いについて
> 道路中心線、および建物データですが、
> building=yes、など最低限のタグしか付与されていません。
>
> 既存の建物(多くは、u_kubotaさんが基盤地図情報のトレース)に付与されている
> その他のデータ (例えばname や building:levelなど) は、
> インポート作業の際に既存データから転記を行う、という手順でよいでしょうか?
>
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★既存のデータのTagに関しては、最大限に尊重して転記します。
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> ■道路データの値 (highway= ***, の***の部分)について
> インポート予定のデータを拝見しましたが、highwayのキーに対する値が入っていないようです。
> これは、既にOSMに入っているデータから移植する、ということでよいでしょうか?
>
> また、データの切り替えを行うとのことなので、
> 国道・県道のrouteリレーションに対する作業を行う必要もあると思います。
> 道路を削除する必要がある場合には、こちらのリレーションについても考慮いただけると助かります。
> (既存のバス路線リレーションについても同じことが言えます)
>
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★別スレでも書きましたが、highwayは、既存データ並びにインポートデータのWidthデータを参照して、校正してまいります。
★国道・府道・主要地方道につきましては、既存データを優先して使用し、インポートデータはその位置修正の参考として利用します。
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> ■インポート専用アカウント名について
> この作業専用のアカウントとして
> Tondabayashi_import_01, Tondabayashi_import_02 が提唱されていますが、
> この方式は imports MLではあまり好まれないという認識です。
> (誰が担当しているのか、わかるようにしたほうがよい)
>
> また、その際にも、nisyuu_import などのように、汎用的なインポート作業アカウントではなく、
> この作業を専門に行うようなアカウント
> (例えば nisyuu_tondabayashi_import) などのほうがよいのではないかな?と思っています。
>
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★承知しました。 ***_tondabayashi_import に統一します。
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> ■継続的なデータの更新について
> この部分は、まだ明確なイメージが無いかもしれず、
> 作業に直接は影響しないですが。
>
> 今後、年次くらいの間隔で、
> 富田林市の提供する新旧shapefileを2つ、geogigなどで比較し、
> その差分データをOSMに適用する、というようなイメージですが、あっていますか?
>
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★富田林市の空間データは作成日と削除日を属性として保持しています。
よって、差分データは容易に抽出できます。
★その差分データをOSMに適用します。
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>
> また、以下がわりと重いのですが。。。
> ■ライセンスの互換性について
> CC-BY 2.1は、OSMのODbLとの互換性がありません。
> なので、富田林市から、許諾をいただく必要があります。
> こちらは、担当者レベルでもよいので、OKがとれている、という認識でよいですか?
>
> なお、互換性については、LWG minutes, item 8 [1] を参照ください。
>
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★CC-BY
2.1はデータベースに適用外であることから、ODbLとの互換性がありませんが、富田林市からの許諾は問題ないと思います(というか市として取り組むことであれば問題はないと認識しています)。データベースのライセンスも含まれるようになった4.0でライセンスするということは、今後考えられるかと思います。
★なお、二次利用に関する「富田林市地形図及び航空写真等の公開に関する要領」を作成していますので、その掲示について担当課と調整します。
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> ■測量法の順守について
> 提供されているデータは、公共測量のデータと明記されています。
> また、OSMに直接データを投入する、ということで、
> 測量法の制限をうける可能性が非常に高いと考えています。
> (基本測量成果である基盤地図情報をインポートできないのと同様の理由)
>
> ただし、公共測量成果の利用については、昨年行われたグレーゾーン解消制度 [2] の結果により、
> 自治体に対して公共測量申請の利用申請を行うこと、という判断がされていると認識しています。
>
> > 現行の測量法では、「公共測量成果」を「複製しようとする者」は、あらかじめ、「測量計画機関」の承認を得ることが義務
> > 所要の承認手続きを経ることで二次的複製が可能となる
>
> ついては、富田林市に対して、公共測量成果の利用申請が必要かと思っています。
> 記述の内容については、基本測量成果の申請と同様の内容 [3] であることが求められています。
>
> また、過去に行われた類似の作業である浦安市、および鯖江市の場合、
> OSMに対して利用したデータは公共測量成果ではなく、
> 公共測量成果に準ずる精度で作成された、市の保有するデータ、と認識しています。
>
> *****************************************
★富田林のデータは、インポート予定の道路ライン・建物については市が保有するGISデータという位置付けで公開しています。
★紛らわしいため、公開ページの説明欄にある「富田林市共有基盤(公共測量成果)2015年度版」から、「(公共測量成果)」を削除するように調整します。
★当該サイトでは「地形図」に含むすべての地物を、二次利用可能な空間データとして提供しています。なお、このサイトのデータを測量作業に利用することはできないものとしています。
★道路中心線は市が任意に作成したもので、公共測量成果ではありません。
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なお、先ほど返信文作成途中で返信してしまいました。そちらは無視または削除願います。
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浅野 和仁 090-2067-9293
helicobacter_ysfh @ hera.eonet.ne.jp(メインメール)
586-0077 河内長野市南花台四丁目7-5
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