[OSM-ja] 町名のplaceタグ
gyotoku810
gyotoku810 @ gmail.com
2021年 8月 14日 (土) 21:28:59 UTC
gyotoku810です。
あまのさん>
分かりました。そもそも考え方のベースが異なっていたのですね。その他の点にも概ね異論はありません。
それなら早速
> どちらをベースとして考えていくのかという選択
をしましょう。
私は単純に「住所」として用いられるものを基本にしたいという意見ですが(たぶん最初から)、「土地の表記」をベースとすると「(A)登記でしかみられない小字」などが含まれlocal
knowledgeから離れてしまうと考えます。
ですので、「Q1.
(A)の小字をquarter/neighbourhoodに含めるか?」に答えることは間接的にどちらをベースとするかを選ぶことになります。
(私はこのとき「どちらかをベースとする」という考え方ではなく、2種類の表記からどのように地名を採っていくかという点で考えていました。)
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placeタグは本質的には「地名」であることを忘れないよう心がけたいです。それとaddr:*タグは「住所」であることも。
> 一方で後者がベースであるならば、市町村が住民の居所を管理するために規定している「住所」が主となります。ですから、適切な分類をするためには各市町村の公示されている「住所」の調査・収集が必要になります。
> その結果、市町村の規定によっては、タグ付けの階層分類を変えねばならないケースも出るやもしれません。また特定の市町村のみのローカルルール的なタグ付けも出てくるかもしれません。もしかしら、現在のタグ付けの階層も根本的に1から変えねばならないかもしれません。
特殊な住所の地域について調べるのは良いですが、例外的な地域に全体を合わせるのは無謀です。一部の地域のタグ付けがうまく行かないからとタグ付けの階層を根本的に変えることはなるべくしたくありません。
これまで大字・小字・公称・通称などと特殊な場合ばかり扱っていましたが、そうではない一階層の地名のみがある多くの地域では、登記と住所の違いは問題にならないし、タグ付けの階層構造も問題にはなりません。そしてその場合はplaceタグの本来の定義からもquarterではなくneighbourhoodとするのが本当は望ましいです。しかし複雑な事例を考えていくことで私の案2やあまのさんの案のようにそれらの地名をquarterとせざるを得なくなるかもしれなくなってしまいます。これは個人的にはできれば避けたいと考えています。また、複雑な事例のせいで方針がまとまらないということはもっと避けたいことで、どうしても表現できない部分は諦めることも必要だと考えます。
最悪の場合でも市町村内で階層が整えられていれば大きな問題とはなりません。そのためローカルルール的なタグ付けはいずれ必要になると思います。
とにかく今は、「どちらをベースとするか」とおそらくそれによって決まるQ1を解決しなければなりません。
gyotoku810
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