[OSM-ja] 町名のplaceタグ

gyotoku810 gyotoku810 @ gmail.com
2021年 7月 19日 (月) 10:11:46 UTC


gyotoku810です。

ISJからの地名インポートが進んでいますが、丁目ありの町名がplace=neighbourhoodでインポートされているのに対して、丁目のない単独町名がplace=quarterでインポートされているようです。私が確認したところの例では
・千葉県船橋市南本町(丁目なし,住居表示実施済)
・東京都江戸川区二之江町(地番, 〃未実施)
などです。

ISJ上では丁目なしは大字、丁目ありは小字(丁目)として収録されていますが、実際は、丁目なしの町名と丁目ありの町名は行政区画において同階層に存在します。すなわち、「□□町」や「○○△丁目」がそれぞれ「町名」であり、「□□町」と「○○」が同階層にあるわけではありません。

①そのため、例示したような単独町名にも「〇〇△丁目」と同じplaceタグを付ける必要があると思います。その場合、「全てneighbourhood」か「全てquarter」のどちらかでまとめるのですが、現在は住居表示制度下の町名はneighbourhoodが基本のようなので、丁目なしの単独町名もplace=neighbourhoodに統一するのはどうでしょうか。

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もう一点、町名システムにおけるquarterとneighbourhoodの使い分けについて。

大字-小字システムの場合、地番が一村通し付番なら大字だけで住所を特定でき、小字が使われなくなる場合もありますね。その場合大字はquarterとしてタグ付けされ、その直下に地番が来ます。

このパターンに従うと、先ほどの二之江町もISJ通り大字とみなすのが良さそうです。更に、「○○△丁目」も登記上は丁目の直下に地番が来るため大字と考えるほうが良さそうです。これを補強する例として、地番整理が行われている市川市宝一〜二丁目・幸一〜二丁目では丁目ごとに地番が1から振られています。

このようなことから、市街地における市区町村下の町名の部分はneighbourhoodではなくquarterが適切ではないかとも考えています。

現在のWikiではaddr:neighbourhoodに丁目が対応していますが、これは「○○△丁目」の○○と△丁目が分離できるという誤解をもとに、○○が大字、△丁目が小字に相当すると考えたためではないでしょうか。(もちろん、大字-小字システムにおける「字一丁目」等は通常の小字でよいと思います)。ついでに、Wikiの「JA:住所#街区 
Block number address systemについて」の例も正確には誤りでしょう。

(Googleマップ等でも地名と丁目が分かれて表記されているため私もかつてはそういうものだと思っていたのですが、住居表示に関する告示等で地名と丁目で一体の町名だと知りこの提案に至ります。)

②そこで、市区町村下の町名はquarterであると明確に定義するのはいかがでしょうか。これは既存の町名のほとんどに影響する重大な変更のため容易には受け入れられないと思いますが、住所システムの階層やタグの意味づけからしてこの方がより本質的ではないかと考えています。①とは矛盾していますが、①は現状維持で階層を揃える短期的なもので、②はそもそものタグ付けを考え直す提案です。

インポートから話が広がってしまいましたが、①と②は非常に近い話のため一体的に書きました。①の問題だけでも早めに解決できればと思います。

長々と失礼しました。

gyotoku810



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