[OSM-ja] 住所に関する記法と構造について: 丁目の漢数字表記、hamletの利用追加
gyotoku810
gyotoku810 @ gmail.com
2021年 7月 26日 (月) 14:33:36 UTC
gyotoku810です。
この案で賛成です。
> ■1. 丁目、などの数字表記について
> 以下の方針に従って入力する。
>
> name = 以下の順で判定し、入力する
> 1. 住民の認識
> 2. 住民の認識が具体的に屋外などで表記されたもの(住所標識など)
> 3. 地方自治体による行政上の表記(条例など)
>
> official_name = 地方自治体が定めている「公式」な名称。その名称がnameと異なり一般に広く使われていない場合に用いる。
> alt_name = 複数の名称や表記が混在している場合にnameでないほうの名称を入れる。漢数字と数字の表記ゆれ等には用いない。
>
> 注記:
> 1. 同一の地方自治体内でも「この地名は漢数字」「この地名は算用数字」と、2種類の表記が存在する可能性がある。
> 例: 北海道札幌市における地名「八軒」「二十四軒」は漢字表記だが、札幌市内における条や丁目の表記は算用数字表記。
>
> 2. 同一の地方自治体内であっても、丁目、の漢数字表記と算用数字表記が混在するケースもある。
>
> 3. 地方自治体によっては、漢数字表記と算用数字表記のどちらを用いるかが、行政でも統一されていないケースがある。
> 漢数字と算用数字のどちらをnameに入力するかは、現地の標識での記載や条例・告示上の表記などを参照した上、都度判断する。
>
> 4. 算用数字表記を行う場合は、半角数字で入力する
> 例: 1丁目、ではなく、1丁目、と入力
>
> ■2. place=hamletなどの利用について
> 住所体系に含まれない集落名など、既存で定義のなかった地名については、以下のタグを利用する。
> 住所体系に含まれるかどうか、確実に依拠できる資料が存在しないことが想定されるため、
> ひとまずは、位置参照情報のデータセットに含まれるかどうか、で体系に含まれるかどうかを判断する。
> (つまり、位置参照情報に含まれる地名は、住所体系に含まれる地名とする)
>
> * 複数県レベルの広域: place = region
> 例: 東北地方、関東地方、など
>
> * 複数市町村くらいの広域: place = borough
> 例: 湘南地区、精華・西木津地区、浜通りなど
>
> * 市町村内に存在する、住所体系に入らない地名(集落名や合併前の旧町村名、小字など): place = hamlet
> 例: 高円寺、渋谷百軒店、各地の小字地名など。
> 地理院地図Vectorでは、「集落名称(通称)」などの属性で表記あり。
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