[OSM-ja] 数値地図 25000

miurahr @ nttdata.co.jp miurahr @ nttdata.co.jp
2008年 3月 25日 (火) 06:59:06 GMT


森様

このプロジェクトは「自由な」地図が大切だと認識しています。
 そんなこともあり、サイトのサブタイトルに、「自由な地図」という
表現をあえて使ってみました。

> -----Original Message-----
> 
> KINYA INOUE <insidekiwi555 @ yahoo.co.jp> wrote:
> > >自分のGPSでトレースしてmappingしたい人もいるでしょうし
> > の1人なので国土数値情報のインポートはOKでも、数値地図25000から道路が
> > 落されるとちょっとがっかりする感もあります。
> 
> その気持ち、よ〜くわかります。測量する楽しみは、”平成の伊能忠敬”モノです
> から。

この楽しさと、wikinomicsによる変革と継続が
要諦だと思います。

> ...実は私も、どうすべきか、ということに関しては、強い意見を持てずにおり
> ます。
> 
> 既に数値地図が存在して、実質無償(廉価)で全国の詳細地図が得られる日本で、
> OSMはどんな存在価値を見いだすのか、というプロジェクトの戦略性と合わせて、
> 方法論を議論していけばよいと思います。

戦略性ですね。


無償の地図はそれはそれでいいけれども、(将来)多数が
参加してみんなで作り始めたら、イノベーションが起こるかもしれない、
その可能性を担保することだとおもいます。

GoogleMap上に、子育てママの公園マップをつくることはできるし、
なかまで共有できます。
でも、それを自由な地図の上で、世界規模でwiki的に数万人が始めたら
いままでの子育てマップではない何かになる、とおもうわけです。
Googleがやりたいのも同じかもしれません。
それでもいいでしょう。

いまは、その始まりの始まりであるので、存在価値を持つまでに至っていない
かもしれません。あるとすれば、INOUEさんの感じる楽しさ、町歩きが
世界に貢献する act locally, think globallyの実感、ではないですか?

私自身Linuxの開発やOSSプロジェクトへの参画は、
同様のモチベーションです。
参加者が、参加者の能力や装備に応じて
手頃なチャレンジができるのも、すばらしいことです。

いずれ、クリティカルマスを超える日、OSMが地図のメインストリームに
なると、確信しています。
クリティカルマスを超えるために、数値地図をインポートすることが
できるなら、それでもいいとおもいます。
ある程度のベースが出来てきた方が、参加の障壁が小さい。
ただ、機械的に入れるのが、「楽しくない」ならば、そうしなくて
いいとおもいます。「楽しい」方法でやるのがいいです。

マッピングパーティ等で、JOSMの背景のベースにして
利用することでもいいのかな、とおもいます。

三浦




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