[OSM-ja] 複数のソースから構成したエリアについて

ikiya insidekiwi555 @ yahoo.co.jp
2009年 11月 23日 (月) 01:22:40 GMT


ikiyaです。

># ikiya さん、Mapnic, osmarender のようなタイル、またはSlippy Map は
>表示しなくても良いとの答えだったのですか?

すみません。質問の意味がいまいち理解できていません。
補足いただけると助かります。

はじめの回答は、地図に写真そのものを利用しているわけではなく
なぞり書きの下絵に利用しているだけなので、
「サイト画面のどこかに"国土画像情報(オルソ化空中写真)国土交通省を利用"
と表示してもらえればいいです。」と言われました。
そこで、Mapnikの画面を見ていただいて、オルソ空中写真をなぞり書きを
説明しました。
Mapnikでデータ表示に切り替えてなぞり書きしたwayを選択、
「source:ja: 国土画像情報(オルソ化空中写真)国土交通省」が
入力されていることを確認してもらいました。

それで「ソースとして出典名を記述していますので、ご連絡いただいた記載方法で
問題ありません。」との回答いただきました。


"Shun N. Watanabe" <shunw @ ics.uci.edu> wrote: nazotoko の渡邊です。

On Saturday 21 November 2009 05:08:21 show_ichi @ lucky.odn.ne.jp wrote:
> いや「任意の時点のデータとソースの一対一対応を明確に記述する必要がある」と考えているだけです。
だから、それをやるのは source タグでなくて、histroy data です。

> もともとsource はそのために設けられているはずです。
いいえ。source タグは、annotation (注意書き)類のタグで、もともと事実検証のためです。
また、GPS 以外のソースでかかれていることを明示し、
そのデータが著作権侵害していないことを示すためのものです。
すなわち、他の編集者から著作権侵害の疑惑をかけられるのを避けるための物です。

OSM は基本にGPS log を第一情報源としています。ですから、GPS をアップロードして、
地図の下に表示させていれば、すぐにGPSがソースだとわかります。
この場合、source タグは書かなくていいです。
GPS でなくとも、自分の記憶で大体の位置に描いたとかもありえます。
そういうのをsource タグなしで書くと、それには下にGPS ログがないので、
いずれ何人かからこんなメールをもらうことになります。
「著作権付きの地図をコピーしてませんか?」と
だから、source=knowledge とかかいて、それを示します。
それで、著作権権利者の表示義務などないのですが、
source=landsat
source=yahoo!
をかいて、他の編集者に実際に表示させてみて、それが真実であると検証させるのです。
著作権権利者の表示義務があるインポートデータの類が source タグに著作権表示を使ってるのは、
単にまえからあった source タグの使い方に似ているから、新しく作るよりそれを使おうとしているだけです。
だから、
> #ほんとうに著作権について記述しなければならないなら、source じゃなくて copyright タグ
> を設けてそちらに書くべきだよねえ。
copyright タグでも構いません。少ないけど、使われてはいます。
http://osmdoc.com/en/tag/copyright/

> それに単なるデータ、誰が書いても同じ表現になるもの(緯度経度とか)に対しては著作権は
> 付与されないですよねえ。node や way は値が正しければ、だれがどのように調べて記述しても、
> 同じ表現になりますから(特に緯度経度しかデータを持たないnodeならなおさら)。

それゆえに、航空写真はなぞっても本当は写真の著作権力が及ばない「んじゃないかな」という
話は至る所にありますが、なにぶんどこの国の法律にもそんなことは明言されてないので、
だれか裁判して、判例をつくるまでは、「んじゃないかな」がつきまとう状況です。

> ライセンスと著作権は別物ですし、ライセンス上求められているものについては、
> 履歴には全部残っている(つまり、一度書いてしまえばシステム上何をしようが消せず、
> ライセンスで求められている記述は残存する)のだから、編集の結果以前のソースを
> 基にしたデータがすべて消えてしまったら、カレントのsource からはその分は削除すべき
> でしょう。

それは、国土交通省のオルソ化写真では、編集・加工・転載・引用に全て表記義務となっている
ライセンス上の理由から source タグは絶対に消せません。

#第2条 利用上の注意
#(3)国土情報およびそれを利用者が編集・加工して作成した成果物を他に転載、引用等する場合は、
# 利用者は「国土数値情報(○○データ) 国土交通省」「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」
#「国土画像情報(オルソ化空中写真) 国土交通省」のように出典を明記してください。また、
# 国土数値情報の整備年、国土画像情報の撮影年・撮影場所、ファイル名、編集・加工した場合には編集・
# 加工責任者等の情報についても、できる限り併記してください。
#第3条 国土情報の利用
#(3)国土情報を利用した場合、国土交通省は、利用者が本利用約款に同意したものとみなします。

遍歴は全部データベースに残ってるのですが、planet.osm や XAPI を通した物は過去の遍歴を表示しません。
つまりタグにでも書かなければ、planet.osm や XAPIがこの規約に違反することになります。
航空写真なぞりは先の通り、著作権が及ばない可能性があるのですが、
第3条(3)のとおり、同意を求められているので、著作権と関係なく契約により表示義務が発生します。

# ikiya さん、Mapnic, osmarender のようなタイル、またはSlippy Map は表示しなくても良いとの答えだったのですか?

> ある時点のデータが何を基にして決められたのか曖昧にするのは害悪だと思います。
検証上に必要な情報とライセンス上の表示義務source を全部表記しておくのが、
曖昧とは思ってません。
source を全て表記して、そのソースを全部表示すると、どこの部分で何を根拠としているのかは
人間にはわかります。
それをわかろうとして、場所を聞いたのですが、

> 北緯34.29度、東経134.20にある野間池です。西側を走る県道141号線の改良により、
> オルソ写真が撮影された当時とは池の形が変わっています。

この池の周囲にまったくGPS ログがないので、あなたがオルソ化写真以外になんのソースを
使ってるのかまったくわからないです。
source をはっきりさせるなら、まず GPS ログをアップロードしてください。
GPS ログをアップロードするのは、Potlatch の仕方ない仕様のためじゃなくて、
著作権が怪しくないことを証明するためにやってるのですから、
まずはアップロードして、ソースを示してください。
複数 source タグが曖昧かどうかを議論するのはそのあとで。

 Shun N. Watanabe

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