[OSM-ja] OSM本を出す?

Shun N. Watanabe shunw @ ics.uci.edu
2010年 3月 3日 (水) 18:55:40 GMT


nazotoko の渡邊です。

2010/3/3 ribbon <osm @ ns.ribbon.or.jp>:
> On Wed, Mar 03, 2010 at 08:56:34PM +0900, S.Higashi wrote:
>
>> 別途で「OSM入門」みたいな本を出せないものでしょうか。
>>
>> 独自に書き起こす以外にも
>> amazonで予約受付中の
>> 「Openstreetmap: Using and Enhancing the Free Map of the World (ペーパーバック)」
>> http://www.amazon.co.jp/Openstreetmap-Using-Enhancing-Free-World/dp/1906860114/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1267617169&sr=8-1
>> の邦訳を目指すこともできるかもしれません。
>> (本当にできるのかどうか分かりませんが)
>
> 翻訳権を取るのが、結構手間というか、そういうことに手慣れた
> 組織を使わないと無理だと思います。

あ、その本はオープンソースじゃないんですね。私はオープンソースだと思ってました。
ちなみにオープンソースだと翻訳・販売は作者の許可無くできます。
ちなみにオープンソースな本って、こんな感じです。
http://svnbook.red-bean.com/index.ja.html

> また、現在の出版不況状態からすると、自主制作しない限り、
> どれだけ売れるかもわからない、すぐに陳腐化する本は出すのは
> 無理だと思います。

紙媒体の分野はインターネットの普及以来ずっと不況ですからね。
でもですね、この手の本は実は尽きない需要があるんですよ。
お金の洗濯みたいな話ですけどね。
大学の研究室で、年度末に予算が余ったから本を買おう、
あ、OpenStreetMap があるじゃん!買おう。
みたいな感じで、読みもしない本を買うことがあります。
(納税者は怒りそうですが、予算を使い切らなければいけない様に仕向けているのは国です。)
その他にも、研究費で団体にお金を寄付すると横領といわれますが、
本を買うと、消耗品の購入扱いになるので、間接的資金提供が可能になります。
売ってる方も、お金の寄付より、物売った方が税金が安いからという、
意味合いがあります。
さっきのsubversion のオープンソースの本も、
インターネットで読める、印刷できるのに、本も売ってるのは、そうゆう理由です。

だから、OpenStreetMap Japan とかで、本書いて、売って、
資金にしたらいいんですよ。

 Shun N. Watanabe




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