[OSM-ja] boundary=administrativeの県境未定箇所について

内田祥一 showichi.u @ gmail.com
2013年 10月 10日 (木) 20:24:27 UTC


Show-ichi です。

木村 (kim-upsilon) さん、こんにちは。boundary=administrative
を付さないウェイを配置するというのは、一つの案ではあるのですが、mapnik
で海岸線をみていただければ判るように、現在の仕様では任意のウェイをboundary
リレーションに含めるだけで境界として表示されてしまうので避けたいところです。このことと、不定区間を連続な線形データであらわすこと自体の問題を併せ持って、ウェイの使用には不賛成です。

>行政区界 (type=boundary) の relation がマトモなデータになるためには所属
>している way が *閉じたポリゴン* を構成していることが最低条件として、

 まあ、現実がまともではないのですから、なにをいったって仕方がありません。愚直に「まともではありませんよ」と記述するのが筋ってもんです。きちんと閉じたまともなデータとして取り扱いたいのなら、そうしたい側が汗をかくべきでしょう。

# ところで OSM で削除されている未確定境界の範囲の出所は何処なのでしょ
う? > Show-ichi さん

どこいらへんに未定区間が存在するか、という知識は無論国土地理院から得ています。分断した位置はインポートデータのノードをそのまま採用しています。行政界インポートデータでは、未定であるはずの区間は直線になってましたから、素直にその部分だけを取り除きました。編集結果は単にデータが存在していないというだけですから、ライセンス上の問題が生じるとも思えませんでしたし。

というわけで、私の案を含め、その区間を未定であると明記する場合は、出所の問題をクリアする必要がありますね。

== Show-ichi

2013年10月11日 0:38 Kimura Youichi <kim.upsilon @ bucyou.net>:
> 木村 (kim-upsilon) です。
>
> 私も未確定境界の *way* には boundary=administrative を付与しない方が良い
> と思います(神経質な話題ですからね)
>
> 行政区界 (type=boundary) の relation がマトモなデータになるためには所属
> している way が *閉じたポリゴン* を構成していることが最低条件として、所
> 属している way に boundary=administrative タグが付与されている必要は無い
> はずです。なので、暫定的な境界を表す way だけ boundary=administrative を
> 付与せずに描く (+disputed=yes?) というのがシンプルな案として良いのではな
> いかと思います。
> たとえ所属している一部の way に boundary=administrative が付与されていな
> かったとしてもポリゴンとして正しいデータとなっていれば Nominatim のよう
> な Geocoding のためのソフトウェアにとっても有用なデータとなるでしょう。
>
> なお、way と relation の話で混乱を招くかと思い、上の案の例示として
> .osm.gz データを添付しましたのでご確認下さい。
>
> # ところで OSM で削除されている未確定境界の範囲の出所は何処なのでしょ
> う? > Show-ichi さん
>
> (2013/10/09 20:58), Satoshi IIDA wrote:
>> いいだです。
>>
>> この件、提起から一週間くらい経つのですけれど、特に意見ない感じでしょうか?
>>
>> 特にご意見がないようであれば
>> ひとまずの暫定回避案として、方法案1の、
>> 県境未定の部分に特定のタグを入れることで、
>> データとしてはエリアを閉じながら
>> 描画させなくすることを可能にする、という方向性でゆきたいのですが、よいでしょうか。
>>
>>> 1. レンダリングによる解決方法
>>> まずは国土数値情報のインポート用データなどを元にして、
>>> 暫定的な境界線のウェイをデータとして作成します。
>>> この状態で、該当のウェイ部分に何らかのタグ(例: "disputed=yes"など)を入れ、レンダリングから表示させなくすることが可能です。
>>
>> 今週末くらいまでご意見をお待ちしてみたいと思っています。
>> 「意見あるけどまとめるのに時間かかるからちょっと待って」でもいただけると嬉しいです :)
>>
>> よろしくおねがいします。
>>
>>
>>
>>
>>
>> 2013年10月2日 23:27 Satoshi IIDA <nyampire @ gmail.com>:
>>
>>>
>>> いいだです。
>>>
>>> admin_levelや住所についての内容がおおむね固まってきました。
>>> 次の一歩を進めたいと思います :^)
>>>
>>> 日本には、県の行政区境 (boundary=administrative)が位置未定の地域がいくつか存在しています。
>>> この部分のデータ記述方法について、どのようにしたらよいか悩んでいます。
>>>
>>> 図がないとわかりづらいとおもうので、内容についてWikiのtalkページを作りました。
>>> http://wiki.openstreetmap.org/wiki/JA_talk:Tag:boundary%3Dadministrative
>>>
>>> ■ざっくりまとめ
>>> ■現状の問題点
>>> 県の境が未定になっている部分について、
>>> 現在、一部のウェイが無いためにエリアを円周として閉じることができず、
>>> 正しくリレーションを形成することができない。
>>>
>>> ■対応策案
>>> 1. レンダリングによる解決方法
>>> まずは国土数値情報のインポート用データなどを元にして、暫定的な境界線のウェイをデータとして作成します。
>>> この状態で、該当のウェイ部分に何らかのタグ(例: "disputed=yes"など)を入れ、レンダリングから表示させなくすることが可能です。
>>>
>>> osm.jpレンダリングなどでの実現が可能です。
>>> 本家osm.orgでのレンダリングはあくまでサンプルであることを考慮ください。
>>>
>>> 2. 係争地になっている部分に、それぞれの主体が主張するウェイを作成する
>>> 英語版の議論ページにて、係争地になっている境界線の書き方として以下の議論があったようです。
>>> http://wiki.openstreetmap.org/wiki/Talk:Tag:boundary%3Dadministrative
>>>
>>>
>>> 2つ以上の行政主体が存在し、それぞれが主張する領域ラインが明確である場合は、この方法が使えると思います。現在、利用可能なデータがないため、データを探してくる必要があります。
>>>
>>> 3. ウェイの外周を閉じなくてもよいよう、リレーションの仕様を拡張する
>>> 現状のままウェイを削除しておき、リレーションのouterメンバーを閉じないという選択肢の提案があります。
>>> OSMデータ構造の根幹に手を入れることになりますので、海外開発コミュニティとの連携が必要になります。
>>>
>>> また、現状すぐに実現できるわけではありません。
>>>
>>> データを利用するアプリケーション側としても、こういった「壊れたリレーション」の扱いには苦労しているようで、現実的な解法がどこからも出てきていないのが現状です。
>>>
>>> ■いいだ個人の意見
>>> 現状を考えると、1の案が現実的ではないかと思っています。
>>>
>>>
>>> ■参考
>>> 『東京にも領土問題 千葉・埼玉との境界が未確定』日本経済新聞 電子版
>>> http://www.nikkei.com/news/print-article/?ng=DGXNASFK0500G_V00C13A9000000
>>>
>>>
>>>
>>>
>>> --
>>> Satoshi IIDA
>>> mail: nyampire @ gmail.com
>>> twitter: @nyampire
>>>
>>
>
> --
> Kimura Youichi <kim.upsilon @ bucyou.net>
>   https://upsilo.net/~upsilon/
>
> _______________________________________________
> Talk-ja mailing list
> Talk-ja @ openstreetmap.org
> https://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja
>


Talk-ja メーリングリストの案内