[OSM-ja] ネパール地震のタスクマネージャが立ち上がりました

Shu Higashi higa432 @ gmail.com
2015年 5月 13日 (水) 04:22:06 UTC


ネパール入りしているカナダ軍のDARTチームによる記事です。
http://www.forces.gc.ca/en/news/article.page?doc=finding-the-way-geomatic-support-team-creates-maps-in-nepal/i99x64lh

HOTのMLでは特に初めて参加した人の中に衛星画像のズレなどを見て
素人がバラバラに位置あわせしたようなマップが本当に役に立つのか
といった意見も出ていました。

幸か不幸かネパールにはあまり充実した地図が存在していなかった
こともあり、早い時点で道路ネットワークや居住エリアが描かれた
OSMは、不十分ながらも対応の早期で使える数少ないリソースとなったようです。

地図の精度の必要性は目的に応じた相対的なものであり、
今回は少なくとも軍隊が道路ネットワークを復旧させたり、
物資を運んだりするには有効であったという
ことではないかと思います。
当然現地での問題もあったはずなので、後日そのあたりもとりまとめ
られるといいなと思います。

なお、昨日の大きな余震で、また改めて衛星画像を提供してもらう
交渉が始まったようです。

ご参考まで。

東

2015/05/11 Shu Higashi <higa432 @ gmail.com>:
> 東です。
>
> 現地ではモンスーンの季節(6-9月)が近づき、伝染病のリスクを避けるためにも
> 引き続きのマッピングが呼びかけられています。
> 特に「優先度:緊急」となっているものです。
> https://docs.google.com/document/d/1jMp-_PT_6-nOMZ371tn6noFav3KCufEd2wAVFWz8yXE/edit#heading=h.kg4fj9z7rsup
>
> 被災エリアが広域に及ぶので大変ですが、
> 引き続き無理のない範囲でご参加頂ければ幸いです。
> 少しずつでも作業できるように、対象範囲を小さめに分割してから
> 始めると良いと思います。
>
> 現地の状況やOSMがどのように使われているかは下記をご参照ください。
> https://twitter.com/pierzen
>
> 2015/05/06 Shu Higashi <higa432 @ gmail.com>:
>> 5/5の状況です。
>>
>> マッピング参加者数が累計4000人を超えました。
>> うち半数以上がビギナーです。
>> http://osm.townsendjennings.com/nepal/
>> 混乱を避けるために以下のような手を打つ方向性だそうです。
>> https://lists.openstreetmap.org/pipermail/hot/2015-May/008755.html
>> ・マッパーのステータス(初級/中級/状況)を分けてタスクの割り当てや相談役の配置に活用
>> ・チャットルームを作成し、初心者から熟練者への質問、相談などを受ける
>> ・初心者向け手引きの作成
>>
>> 上記以外にも三角形の建物を要注意データとして検出するなど、データを使って機械的に行える対策が準備されています。
>>
>> また、現在新バージョンをテスト中のfield papersにもネパール用のレイヤが追加されました。
>> https://lists.openstreetmap.org/pipermail/hot/2015-May/008749.html
>>
>>
>> 以下はKLLによる5/5の現地レポートからのサマリーです。
>> http://kathmandulivinglabs.org/blog/nepal-earthquake-report-from-kll-situation-room-day-10-may-5/
>>
>> ・作業場所をNepal Engineers’
>> Association内に移転。そこに来るボラインティア希望のエンジニアに、OSMやモバイルによる情報収集アプリの手ほどきをする手順と体制をモバイルクリニックという名前で確立。
>>
>> ・現地で支援活動を行っているカナダ軍がOSMをベースレイヤに使ったマップを作成。
>> http://kathmandulivinglabs.org/blog/wp-content/uploads/2015/05/CanadaForceOSMKathmanduMap.jpg
>>
>>http://quakemap.org/ はアクセスが増え、時折サーバダウンが発生。また、レポート投稿>情報伝達>解決>クローズ
>> というワークフローが一通り回るケースが出てきた。
>>
>>>>
>> 2015/05/03 Shu Higashi <higa432 @ gmail.com>:
>>> The Atlanticの長文記事。HOTと国際支援組織や衛星画像プロバイダとの連携について詳しく書いて頂きました。
>>>
>>> The Internet Mapmakers Helping Nepal
>>> How "crisis mappers" activate after a catastrophe
>>>
>>> http://www.theatlantic.com/technology/archive/2015/05/the-mapmakers-helping-nepal/392228/
>>>
>>>>>>
>>> 2015/05/02 Shu Higashi <higa432 @ gmail.com>:
>>>> 被災後のトレースが始まりました。熟練マッパー限定です。
>>>> http://tasks.hotosm.org/project/1024
>>>>
>>>> 最初のマッピング対象は下記2点です。
>>>> 被災前後の画像を見比べながら探します。
>>>>
>>>> 1.非公式な避難テント(オレンジもしくはブルーが多い)が張られているキャンプ地
>>>> idp:camp_site=spontaneous_camp
>>>> damage:event=nepal_earthquake_2015
>>>> source=DigitalGlobe, 2015-04-29
>>>>
>>>> 2.建物被害の大きいエリア
>>>> landuse=brownfield
>>>> damage:event=nepal_earthquake_2015
>>>> source=DigitalGlobe, 2015-04-29
>>>>
>>>> 下記を参照してから始めたほうが良いです。
>>>> http://hotosm.github.io/tracing-guides/guide/Nepal.html#IDP%20Collection%20Guidance
>>>>
>>>> 原文
>>>> https://lists.openstreetmap.org/pipermail/hot/2015-May/008513.html
>>>>
>>>>>>>>
>>>> 2015/05/01 Satoshi IIDA <nyampire @ gmail.com>:
>>>>> いいだです。
>>>>>
>>>>>> 田渕さん
>>>>> 翻訳ありがとうございます!
>>>>>
>>>>> ただ、申し訳ないのですが、
>>>>> 反映させようとしたところ、僕の権限が足りないか、あるいは既に公開済みタスクだからなのか、
>>>>> サイトに反映させることができないようでした。。。
>>>>>
>>>>> タスクの#1018 の他の部分に関しても翻訳をしてみたものを
>>>>> Google Docsに置いておきます。
>>>>> 反映できそうなタイミングあれば、チームに相談してみます。
>>>>>
>>>>> https://docs.google.com/document/d/1jMp-_PT_6-nOMZ371tn6noFav3KCufEd2wAVFWz8yXE/edit#
>>>>>
>>>>> --
>>>>> Satoshi IIDA
>>>>> mail: nyampire @ gmail.com
>>>>> twitter: @nyampire
>>>>>
>>>>
>>>
>>
>



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