[OSM-ja] 住所に関する記法と構造について: 丁目の漢数字表記、hamletの利用追加

ISHIKAWA Takayuki zhnosa-open01 @ yahoo.com
2021年 7月 4日 (日) 13:01:29 UTC


こんにちは、奈良の石川です。






2021年7月4日日曜日 20:36:43 JST、伊藤 学 <moit @ dream.jp>が書いたメール: 
丁目の表記は地方自治体が決めるというのを今回初めて知ったのですが、自治体
が算用数字と漢数字のどちらに決めているかというのは、どこを調べればわかる
のでしょうか。






回答者として私が適切かどうかは分かりませんが、回答します。

まず、市町村によって「わが市町村では全て算用数字を用いる」「わが市町村では全て漢数字を用いる」というように統一しているわけではありません。

たまたま私は札幌出身なので札幌市の戸籍謄本も戸籍全部事項証明書も住民票の写しも全て持っています。それによると以下の通りです。

電算化前の戸籍謄本 : [漢]条[漢]丁目[漢]番地[漢] (縦書きです)
戸籍全部事項証明書 : [漢]条[漢]丁目[算]番地[算]
住民票の写しの住所 : [算]条[算]丁目[算]番[算]号
住民票の写しの本籍 : (札幌市〇区〇〇)[算]条[算]丁目[算]番地[算]

そして、web 上の表記も基本的に [算]条[算]丁目[算]番[算]号 です。市役所勤めの友人もいますが、普段は漢数字は使っていなかったと思います。

ここから推測されることは、基本的に札幌市民は全て算用数字 (というよりは整数値) で認識していて、縦書きの場合、及び戸籍の条丁目だけは (特に北海道外の) 他の市町村に合わせて漢数字を用いている、ということです。

小学・中学・高校・大学と全て札幌市内の学校へ通っていましたが、縦書きの場合を除き、条丁目を漢数字で書いた記憶がありません。周りの友人も全てそうだと思います。「固有名詞ではない」という認識から、横書きの際に算用数字で書くことはとても重要です。

大切なことは、行政の文書 (戸籍全部事項証明書など) がどのように記されているかではなく、札幌市民がどのように認識しているかだと思います。行政文書がどのような表記を採用しているか、は行政の都合に過ぎません。

先ほどの e-mail にも少々書いたのですが、私の立場は、住民の認識に従うことが最優先であり、それが分からない場合に行政上の表記 (複数ある場合は妥当と思われるもの) を採用する、です。調べる方法としては住民票の写しがかなり確実かと思いますが、そこまでしなくても気づいた人が修正すればよいという方針でもいいような気がします。

ただし、「どちらか分からない自治体は漢数字に揃えてしまおう」といった変更には私は強く反対します。地名文化は大変重要なものであり、明確な根拠なしに書き換えることは望ましくありません。(もし東京にお住まいでしたら、東京のことをよく知らない誰かが勝手に「1000代田区」「8王子市」「3鷹市」「4谷3丁目駅」と書き換えた事態を想定していただければ、その感覚を何となく推測していただけるかと思います。高知県なら例えば「40010市」です。算用数字と漢数字は簡単に置換してよいものではありません。)

-- 
石川


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