[OSM-ja] 住所に関する記法と構造について: 丁目の漢数字表記、hamletの利用追加

Satoshi IIDA nyampire @ gmail.com
2021年 7月 17日 (土) 04:58:04 UTC


いいだです。
みなさま、ご意見をいただき、ありがとうございます。

だいたい意見は出てきたと思いますので、以下のようなかたちでとりまとめたいと思いますが、よろしいでしょうか。
来週前半くらいまで待って、問題なければOSM wikiのほうに書き込もうと思っています。

■1. 丁目、などの数字表記について
以下の方針に従って入力する。

name = 以下の順で判定し、入力する
1. 住民の認識
2. 住民の認識が具体的に屋外などで表記されたもの(住所標識など)
3. 行政上の表記

alt_name =
漢数字や英数字表記など、nameでは使っていないほうを表記(nameが"一丁目"なら"1丁目"、nameが"1丁目"なら"一丁目")
official_name = 行政側で"公式"に表明している表記。nameやalt_nameのどちらかと同一になる可能性あり。

注記:
1. 同一市町村内でも「この地名は算用数字」「この地名は漢数字」と、2種類の表記が存在する可能性がある。
例: 北海道札幌市における地名「八軒」「二十四軒」は漢字表記だが、札幌市内における条や丁目の表記は数字表記。

2. 同一市町村内であっても、丁目、の漢数字表記と数字表記が混在するケースもある。
例: 神奈川県横浜市内において、住居表示実施区域では「一丁目」、未実施区域では「1丁目」の表記が正式

3. 市町村によっては、漢数字表記と数字表記のどちらが正しいか、行政あるいは地元住民も統一されていないケースがある。
その場合は、nameとalt_nameタグを利用して両方の記載を行う。
漢数字と数字のどちらをnameに入力するかは、現地の標識での記載や条例上の表記などを参照した上、都度判断する。

4. 数字表記を行う場合は、半角数字で入力する
例: 1丁目、ではなく、1丁目、と入力

■2. place=hamletなどの利用について
住所体系に含まれない集落名など、既存で定義のなかった地名については、以下のタグを利用する。
住所体系に含まれるかどうか、確実に依拠できる資料が存在しないことが想定されるため、
ひとまずは、位置参照情報のデータセットに含まれるかどうか、で体系に含まれるかどうかを判断する。
(つまり、位置参照情報に含まれる地名は、住所体系に含まれる地名とする)

* 複数県レベルの広域: place = region
例: 東北地方、関東地方、など

* 複数市町村くらいの広域: place = borough
例: 湘南地区、精華・西木津地区、浜通りなど

* 市町村内に存在する、住所体系に入らない地名(集落名や合併前の旧町村名、小字など): place = hamlet
例: 高円寺、渋谷百軒店、各地の小字地名など。
地理院地図Vectorでは、「集落名称(通称)」などの属性で表記あり。


以上です。
もちろん、「ちょっと最近忙しくてコメント出せない!ちょっと待った!」というかたがいらっしゃいましたら、
その旨コメントいただければ、しばらく待とうと思います。


-- 
Satoshi IIDA
mail: nyampire @ gmail.com
twitter: @nyampire
-------------- next part --------------
HTMLの添付ファイルを保管しました...
URL: <http://lists.openstreetmap.org/pipermail/talk-ja/attachments/20210717/41036ec0/attachment.htm>


Talk-ja メーリングリストの案内